紙のうんちく

結婚式に向けて順を追って準備を整えていこう

結婚することが決まったら、結婚式を挙げるための準備が始まります。お互いに仕事をしながら準備を進めていくことが多いため、できるだけ時間にゆとりを持って進めていきたいところです。結婚を決めたカップルそれぞれで日常の過ごし方に違いはあるものの、一般的に結婚式を挙げる日から逆算して3カ月前くらいに招待状を送り始めることが多くなっています。また、どのような招待状にするかを決め始める時期は、さらにそこから1カ月程度さかのぼる必要があります。6月に結婚式を予定しているのであれば、その年の2月にはデザインを決め、3月には招待状を送る流れになります。 招待状にそれほどこだわりを持っていないという方もいるでしょう。しかし招待状を受け取る側は、その招待状から結婚式のコンセプトやイメージを思い描くため、招待状のデザインはとても重要なポイントとなります。 招待状と席次表は同じデザインのものがよく販売されています。結婚式や披露宴を執り行うにあたっては、決めていく項目が非常に多いので、招待状などのペーパーアイテムのデザインは、同じデザインで決める選び方が時間の短縮につながりますし、精神的な負担も軽減できます。 これを踏まえて考えると、やはり時間にゆとりを持って準備に取り掛かりたいところです。ブライダル招待状セットなら、自分たちのイメージに合うものをチョイスするだけなので簡単です。すでに出来上がっている招待状の中から好みのタイプを探していきましょう。

招待状を送るための準備を始めよう

招待状を準備するため最初にやるべきことは、自分たちの理想が形になっている招待状を探し、選ぶことです。選び方はいろいろありますが、ブライダル招待状セットのデザインイメージを思い描くときに、理想となる結婚式のスタイルはもちろんのこと、結婚式を挙げるときの季節や、結婚式場のイメージなども大きな決め手となります。例えば、季節で言うと春なら桜のピンク色、夏なら新緑の緑色、秋なら紅葉のオレンジ色、冬は雪景色の白い色などに合わせて選んでみるのも良いです。もちろん自分たちの好みの色からチョイスする選び方もおすすめです。一つの色にこだわらず、新郎の好きな色、新婦の好きな色の中から選んでみても良いでしょう。 二人の晴れ姿となる結婚式のことですから、二人の好みを取り入れることも、どちらかの好みに決めることも、必ず二人で話し合って決めましょう。話し合っていくうちに意見が合わなかったり、他にも準備すべきことはたくさんあるため忙しさから先延ばしにしてしまったりして、なかなか招待状のデザインが決まらないという問題も起こり得ます。どうしても決まらないという場合には、一般的に親しまれているシンプルなタイプを選ぶ方法もあります。この方法であれば、次に決める席次表などもシンプルな招待状に合わせやすいので、デザインがなかなか決まらないという問題も回避することができます。 ブライダル招待状セットならデザインが統一されているので、そこから理想に合うものを選んでみるのも一つの方法です。無料でサンプルが用意されていることもあるので、いくつか取り寄せて実際に手に取りながら二人で話し合って選んでいくと、スムーズに選ぶことができるようになります。

自分たちらしさを表現できる結婚式にしたいなら

他の誰とも違う二人だけのオリジナルな結婚式を考えている場合は、これまで参列してきた結婚式にはなかったタイプを考えてみると良いでしょう。斬新で見たことがないようなオリジナル招待状を探しているなら、新郎新婦の写真付きの招待状なども取り扱われていることがあります。写真と一緒に二人のプロフィールを紹介すれば、招待状を受け取った人にサプライズを与えられるともに、結婚式に参列するのを楽しみにしてもらうことができます。ただ文字だけのシンプルな招待状ももちろんおしゃれですが、誰にもまねされたくない招待状にしたいのなら、写真付きの招待状がおすすめです。 見た目が飛行機のチケットのような、遊び心満載なタイプの一風変わったデザインもありますし、フォトスナップのような仕上がりでビンテージな色合いが味を出しているタイプもあります。ウエディングドレス姿やタキシード姿の新郎新婦の写真や、二人が思い出の場所で撮影した写真をスナップタイプにして招待状を作るものも人気が高くなっています。 どれもすてきなデザインばかりだと、どれがいいか選べないということもあるでしょう。そんなときは先に新婦側がいくつかブライダル招待状セットをピックアップして、その中から最終的に新郎に決断してもらうという選び方もあります。 どうしても決まらないという場合は、親しい友人や身内に相談してみるのもいいでしょう。二人を客観的に見たときにどのようなイメージがあるのか、信頼できる人に話を聞いてもらって意見を参考にしてみるのも一つの方法です。また、結婚式を挙げた経験のある知り合いからアドバイスをもらうのもおすすめです。