HOME > 教えて!紙博士 > 紙のうんちく > 生活の中で紙を活用しよう
さまざまな用途に利用されている「紙」ですが、中でも活躍の場があるのがブライダルのペーパーグッズでの使用です。最近では招待状や席札、席次表などのペーパーアイテムを自身で作成する方も多いのではないでしょうか。 まずは招待状のタイプやイメージを考えます。カードタイプなのか、見開きタイプの場合は縦なのか横なのか、そして和風やモダン、洋風など理想の雰囲気も想像します。作りたいイメージが固まったら、次は素材選びです。紙の色はもちろんですが、大きさや厚みも希望のものをチョイスしましょう。大きさは郵送することを考え定形郵便で送ることができるサイズが主流です。厚みに関しては薄いより厚い方が高級感が増しますが、厚すぎるとかさばることも考えられます。招待状の他にも席次表や席札、返信用のはがきなども自分で作ることが可能です。こちらも招待状同様デザインやサイズ、紙質を選んで作成します。 これらのブライダルグッズを紙で手作りすることのメリットは、自身で選び作るため既製品にはないオリジナリティーを出すことができることです。ひとつひとつ手作りをするため結婚式当日に向け気持ちも盛り上がります。またコスト面でも、業者に委託する手数料などがかからないため節約につながります。作成するポイントとしては、デザインや紙質など同じテイストにすると統一感がでます。同じような素材を探しその都度バラバラに購入するのが手間な方は、招待状や席次表のセットも販売しているので検討してみてもいいでしょう。一生の思い出になるブライダルのペーパーグッズをぜひ自身の想いをのせたこだわりの手作りで彩ってみてはいかがでしょうか。
紙は家庭でもさまざまな使い道があります。お誕生日会などの記念日の招待状はもちろん、お部屋の飾りつけにも紙は活躍します。厚みや色、ツヤのあるなしを自身で選べるので、壁面に貼ったり、切り抜きモビールにしたり、フラッグやガーランドにしたりと用途はアイデア次第で無限に広がります。 そして学校のPTA活動にも紙は活躍します。例えば、発表会や運動会のプログラムの作成、文化祭や音楽祭やバザーのチケットなどの用途があります。家族のイベントや学校行事等で画用紙やコピー用紙に単色で印刷をするだけでも良いですが、さまざまな地色の紙に印刷したり、紙の厚さを変えたりすることで印象が変わり、手作りならではのお洒落であたたかい雰囲気を醸し出すことができます。
家庭や学校などでも活躍する紙は、ビジネスシーンでも多岐にわたり利用ができる便利なアイテムです。まずはビジネスシーンに欠かせない名刺です。業者へ委託して一括注文をしている企業も多いですが、少し手間をかけて独自に名刺を作成するメリットもあります。オリジナルのデザインを印刷できることはもちろんですが、紙質にこだわれば他の人より個性を際立たせることができます。次に広告や店内POPへの利用も挙げられます。薄いコピー用紙のような広告を多く目にする中で、あえてクラフト紙のような特徴のある紙を利用することで競合他社との差別化を狙います。ポスターなどの店内POPはデザインに加え紙質を他と変えることで、よりオリジナリティーを演出します。ものによってはオリジナリティーを出して商品を際立たせる以外にも、紙のざらつきや質感が、その商品を表現する一つのアイテムとなることもあります。 飲食店ではメニューやお品書き、スタンプカードやサービスチケットでの利用が多く見られます。和食やレストラン、バーなどではお店のテイストに合わせた紙選びで独創性あふれるペーパーアイテムの作成ができます。多くのユーザーがショップカードを財布やカードケースに入れます。その際に紙質にこだわっていれば、指先に触れたときの感覚ですぐにその店舗のショップカードだと分かってもらうことができます。つまり触感から店舗のアピールが可能なのです。数ある企業や店舗の中からクライアント、ユーザーから選んでもらうためのアピールのツールとして、独自のものを出すことに関し紙にこだわることは大変効果的です。